shunkei's blog

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一を聞いて十を知る。要領よく、賢くなるにはどうすればいいか。

 


はい、今回のテーマは、

一を聞いて十を知る。要領よく、

賢くなるにはどうすればいいか。

です。


なぜか同じことをやっていても、
周りはどんどん吸収して成長していく。
頭の出来が違うんだろうか、、、、
と、思ったことはありませんか?

 

僕は入社してから、

毎日のように思っていました。笑

 

けど、一部の天才を除いて、
そこまで人間スペック変わらないはずなのに、
なんで差が生まれるんだろう?


その一つの答えに、
抽象化という言葉が大きく関わってきます。

 

初めてこの抽象化のレクチャーを受けた時、
「あ、要領よくて、賢い人はこれが自然にできている、または、意識的にやっているんだ。」と知り、感動したことを覚えています。

 

そんな、抽象化のお話を以下の本を参考に

わかりやすく説明していけたらなと思います。

 

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自分そこまで要領よくないんだよなーとか、
抽象化ってそもそもなんぞ?とか、
最近ぜんぜん成長できていない気がするとか、
少し思う人に読んでいただけたらなぁと思います。

 

 

具体、抽象、抽象化?なにそれ?

 

具体と抽象とは


では、抽象化を説明する前に、
具体とか抽象とかよく出てくるので、

先に説明します。


知っている人はとばしてください!


まず、具体とは、
一つ一つの個別事象に対応したもの

そして、抽象とは、
具体を共通の特徴で一つにまとめて

一般化したもの

だそうです。

よくわからんすよねー、なので、例を一つ。


目の前に

鮭おにぎり、おかかおにぎり、ツナおにぎり

がある。


これら3つの特徴は、おにぎりであること。


この時、具体は「鮭おにぎり」であり、

おかかおにぎり」であり、「ツナおにぎり
そして、それら3つの具体抽象

あたるものが「おにぎり」です。

 

なーんとなく、わかりますか?

(説明下手ですいません、、、)

 

ただ、このおにぎり鮭おにぎりの抽象だけど、食べ物の具体でもあるんですよね。

 

つまり、具体と抽象って、
絶対的なものではなく、相対的なもの。

 

 

抽象化とは

 

次に、抽象化について。

 

抽象化とは、
枝葉ではなく、幹となる特徴を抽出すること
複数のものをまとめて一つのものとして扱うこと(≒法則化、パターン化)
とか、複数の定義があります。

(ややこしい。)


二つ目の、複数のものをまとめて

一つのものとして扱うことは、

上で説明した時にやっていたこと!


「3種類の別々のおにぎり」を

「おにぎり」として1つのものとして扱う。

これ、抽象化。

 

次に、一つ目の枝葉ではなく、

幹となる特徴を抽出するとは、

ちょっと説明難しいので

また例とともに説明していきます。

 

クリスティアーノ・ロナウドの特徴って、

彼は、人間であり、男性であり、

サッカー選手、とかとか。


でも、彼にここってトイレ行きたいんだけど

案内してって言われた時に

大事な特徴って、「男性であること」。

女子と人間だからって

女子便案内したら多分キレますよねー

 

だから、トイレに案内するという

目的に照らし合わせた時に、

幹となる特徴男性であり、

枝葉な特徴は、サッカー選手人間といった

特徴になるんです。 これも抽象化。


では、
枝葉ではなく、幹となる特徴を抽出すること、
複数のものをまとめて一つのものとして扱うこと、
を説明させていただいたんですけど、
じゃあこれがなぜ大切なのか、

について次で説明していきます。



抽象化の重要性

 

抽象化がうまくできるようになれば、

一を聞いて十を知る ことができます。


どうして、こんなことができるんだろう?
またまた、例を出しながら説明します。

 

目の前にタイとアジが泳いでいる。
なぜ、水の中で過ごせるのか調べてみると、
それぞれえら呼吸ができるからと知りました。

 

ここで、抽象化できる人は、

2つの具体に当たってみて、

それぞれ、タイとアジが持つ特徴=魚は

えら呼吸できる生物なんだ!と知る。

 

だから、次にアユを見た時に、

アユから魚という特徴を抽出することで、

あ、アユもえら呼吸なんだなとわかる。

 

けど、抽象化できていない人は違います。

タイとアジがえら呼吸できると知った時に、

へー、タイとアジはえら呼吸できるんだぁー

で終わってしまう。


だから、次にアユを見た時に、

なんでアユは水の中で過ごせるんだろうと

また思ってしまう。

 

だから、前者のように

どんどん日頃の経験や学んだことを

まとめてパターン化していくことが大事!

 

前者は、

抽象化をすることで、一を聞いて十を知る。

後者は、

無思考でいることで、十を聞いて十を知る。


だから、抽象化できると

要領よくどんどん賢くなっていくし、

抽象化できないと

行動量を担保しまくるしかなくなる

でも、行動には限界があるから、

結局抽象化できている人がどんどん学んでいく。


そして、
枝葉ではなく、幹となる特徴を抽出すること
も、まとめるとは別に、
要領よくどんどん賢くなることに重要な要素。

 

世の中には情報が溢れかえっているので、

目的に照らし合わせて何が必要かを

取捨選択して、枝葉を捨てて、

幹の部分を拾っていかなきゃいけない。

 

これも無意識にやっていることだと思うけど、

テスト勉強とかで高得点とることを目的とした時に、
先生が重要と言っていた、

赤線が引かれている、字が濃くなっている

ところを中心に勉強しますよね?

 

それを日々、あらゆる経験に意識的に適応することが大切なのかなーと。


本を読む時に(小説とかは除いて)、

前から全部読んでもあんまり頭に入んない。

けど、ついついそうしちゃう。。。

 

でも、何かしら目的があるはずだから、

その目的と照らし合わせて、目次を見て、

枝葉となるところは捨て、

幹となりそうなところを読む。

 

そっちの方が要領よく、

情報を得られると思いません?

(本の読み方は人によってだいぶ違うので、

   いい例じゃないかもだけど。笑)


そうやって、

本当に大事なところを抽出することで、

要領よく、賢くなっていける 

のだと思います。

 

これは人の話を聞く時でも、

何かを読む時でも、見る時でも、

考える時にも、どんな時でも

意識することが大事。

 

なので、
枝葉ではなく、幹となる特徴を抽出すること、
複数のものをまとめて一つのものとして扱うこと、
を意識的にどんどん実践していけば、
一を聞いて十を知る人になれるかも!

 

抽象化をするためには


じゃあ、これをどのように実践していくか。


要領よくて賢い人は、
何のためにやっていて、

そのためにはどこが重要

自然に考えて取り組んでいる。

そして、学んだことを他にも活かせないか?

これって前にも学んだことよなーと

他の事象と紐付けて、パターン化

しているんだと思います。


だから、自然にできない人、または、

自然にだとこう考える量が少ない人には、

・何のためにやっているんだろう?

 (目的の明確化)
・どこが枝葉で、どこが幹なんだろう?

 (抽象化。抽出。)
・その幹の部分って、他と共通してない?

 (抽象化。パターン化。)

と、自分に問いかけることを

意識的に行っていかなきゃいけない。

 

 

無思考になったら負け。

 

 

それくらいの意識で

物事に取り組んでいかないと、
賢くて要領いい人には到底敵わない。

 

僕は結構この抽象化が苦手で、、、


周りはどんどん吸収して成長していくのに、
どこか自分の成長ペースが遅い気がして。


それも、目の前のことに没頭してしまって、

または振り回されて、

すぐ無思考に物事に取り組んでしまうから、


そうならないために、

どんどん吸収して成長できる人になるために、

今回この本を読みました。

 

 

 

そして、こんな長い文章をここまで

読んでくれた皆さんに、

何かしら気づきを与えられないかなー

と思って、この記事を書きました。

 

なので、何か得て帰っていただけたら

ほんとに幸いです。

 

それでは、

読んでいただいてありがとうございました。

また、次回の更新もよろしくお願いします!!